2009年2月4日水曜日

リンガル

リンガルってご存知でしょうか?

インドの地名で、バングラディッシュの、、、それはベンガル。
これはリンガル。

“舌側矯正”って言う方が一般的でしょうか。
その舌側矯正の勉強会に泊まりで参加してまいりました。



講義はドイツの権威、Dr,Dirk Wiechmann
舌側矯正とは読んで字の如く、舌側で矯正をする治療法です。
つまり、歯につける矯正装置を舌側(裏側)につけてやりましょう、という方法です。
今回の勉強会はincognitoという装置を使ってのものです。
これがその装置を付けたところ。こんな感じになります。



















incognito装置はゴールドです。当然、裏側なので見えないわけです。これは見えないお洒落というわけではなく、精度の問題です。
従来の舌側矯正の装置はシルバーでした。このincognitoは患者さんの歯の形に合わせて、それぞれ一個ずつ、オーダーメイドで作られるんです。それだけに、装置の大きさをなるべく小さくすることが出来、フィットがよく、治療がスムーズに行くわけです。その究極の精度を得るのには、ゴールドでしか出来ないんですね。
今まで、舌側装置はその違和感が問題にありました。この装置は金を使い、極限まで小さく出来ていますので、非常にオススメです。


















これはおまけ。宿泊先のホテルの夜景です。

舌側矯正は特殊な装置や器具を必要とするため、当クリニックでは現在、準備中です。また、全ての方に舌側矯正が適応できるわけではありません。ご希望の方はお問い合わせください。