2014年6月14日土曜日

ワールドカップ

ワールドカップが開幕いたしました。

歯科用品を扱う花王が面白い記事を載せていました。

『歯磨きの意識が高い国はサッカーも強い!』
の法則(笑)だそうです。

リサーチの結果によると、
今年のワールドカップの開催国でもあるブラジルは世界の歯科医師の20%が集まっている歯科大国だそうです。
昨年の優勝国であるスペインは次世代歯ブラシ『ブリジデント』の開発国です。『ブリジデント』はとても面白い発想なので、また改めて書きます。
優勝候補のドイツは、国が一丸となって予防歯科に取り組み、きちんとした予防歯科のプログラムが確立されているそうです。
またイタリアは、1000人あたりの歯科医師数が3.8人と高レベルで、やはり歯科に対する意識が高いようです。

なるほど。
花王さん、若干のこじつけ感はあるものの、確かに強豪国は歯科に対する意識も高そうではあります。

となれば、わが日本。
歯科に対する意識も強豪国に決して劣らないはず。

絶対に負けられない戦いがそこにはある。
がんばれニッポン!

2014年6月8日日曜日

歯が足りないケース

日本小児歯科学会によると、
7歳以上の子供15544人のうち、約1割にあたる1568人は永久歯が1本以上足りないという調査結果があります。

永久歯が欠損する部位は第二小臼歯や下顎の前歯が多いです。

永久歯が無い場合、乳歯が抜けずにそのまま残ります。
乳歯は根が永久歯の半分程度の長さしかありませんので、寿命が短いことが多く、いずれ抜けてしまいます。
それがいつなのかは個人差があるので分かりませんが、永久歯のようには長持ちしません。


永久歯が生まれつき無い場合、
①乳歯を使えるまで使って、脱落してしまったらインプラントやブリッジにする。
②乳歯を抜いてしまい、矯正治療でその隙間を閉じる。

のどちらかがほとんどです。

当院にも、永久歯が足りない方は大勢います。
乳歯を抜いて隙間を閉じたケース、乳歯を使えるまで残して矯正したケース、のどちらもあります。

永久歯が足りないかどうかはレントゲンを撮らないと分かりません。
通常、6~12歳頃に乳歯は永久歯に交換します。

あまりにも遅い場合、一度相談に行かれることをお勧めします。