2014年4月23日水曜日

機能的装置

矯正装置にはいくつか種類があります。

中でも、小児矯正で顎の位置関係(上顎前突、下顎前突など)を治療する際に使われる装置を機能的装置と言います。

その機能的装置に新しい装置が開発されましたので講習会に行ってお話を聞いてきました。



この装置は3つ種類があって、上顎前突、下顎前突、開咬とその人の咬み合わせによって使い分けます。使用は基本的には夜間就寝時のみ。

従来の類似した装置と比較して、効果が出やすく改良され、同時に歯列の拡大が出来、デコボコを緩和させたりする事も可能になっております。口腔内での違和感も少なく、既製品ではありますが、その人に合ったカスタマイズが可能となっております。

矯正治療は日々進化しております。

いいものはどんどん積極的に取り入れていきたいと思います。

2014年4月18日金曜日

歯磨きのタイミングとは

ご飯を食べたら、歯を磨きましょう。
これは小さい頃から教えられてきたことで、もちろん間違いではありません。

先ごろ、
『食後30分以内に歯磨きをすると歯を傷つけてしまう』
というニュースがありました。

これは本当なんでしょうか?
食事をすると、口の中は“酸性”の状態になります。


酸性の状態は、歯が溶けやすい状態でもあるんですね。その時に歯を磨いてしまうと歯のために良くないですよ、ということのようです。食後30分経過すれば、口の中も中和されて通常のPHに戻るため、30分待ちましょうということです。

このニュースに対して、日本小児歯科学会が見解を発表しました。

結論からいうと、
『食後、すぐに歯磨きをしても問題ない』
とのことです。

確かに酸性の状態でのブラッシングは歯牙にとって悪い影響を与えかねないのですが、唾液による緩衝能があるので、余程の酸性の食事でない限り問題ないそうです。

日本の食生活ではそういったことはまず考えられないので、やはり早めのブラッシングの方が良いという結論でした。

今まで、あたりまえに思っていたことが覆されると混乱しますね。


食べたら歯磨き。
やっぱり、これが基本です。

2014年4月2日水曜日

新年度のスタートにあたって

4月になりました。
新年度のスタートですね。

東久留米は桜の名所が多くあります。
今日あたりがピークでしょうか。
医院の窓から見える桜もまさに満開ですね。



新年になって消費税が上がりました。
歯科矯正治療費は自費治療ですので、内税の医院も外税の医院もあります。

数か月前から、当クリニックは外税に変更させていただいております。
内税であった時点で治療を開始している方はそのまま内税で結構です。

内税から外税に変更した理由はやはり消費税です。
4月から消費税が上がりました。

今後も上がる予定があるそうです。

さらに上がる消費税に対して、医院の収益を一定に保つには、
①消費税が上がるたびに治療費自体を値上げて、内税にする。
②治療費は値上げせずに、その代りに外税とする。
のどちらかになるわけですね。

当クリニックでは②を採用しました。

正直、①の内税方式の方が計算も分かりやすくていいのですが、消費税率の変動ごとに治療費を値上げしたくない、と考え②の外税方式とさせていただきました。

税金なので仕方がない事ではありますが、お支払いが細かくなってしまい申し訳ありません。

ご了承くださいませ。