2020年1月28日火曜日

マスクは一人一箱まで。

昨日、落語を聴きに明治座に行きました。


ほぼ周りは自分より年配の方ばかりでしたが、平日の昼間から大盛況の超満員でした。
日本はまだまだ平和です。

そこで落語家さんが言ってました。
「外はおかしなウイルスが不安で繁華街に出歩くこともできません。一番安全なのはここ明治座です。だって日本語がよく分かる人しかいないから。」

薬局ではマスクが続々売り切れのようですね。
既に、マスクは一人一箱まで、だそうです。

マスクに限らず、最近では抗菌薬や抗菌スプレーや抗菌マスク、空間除菌から除菌シート、消毒ウェットティッシュと抗菌、世の中はまさに除菌祭り。

一言に除菌と言っても、全ての菌を殺すわけではありません。

滅菌:全ての菌等を殺します。手術などで使うものは全て滅菌です。
殺菌:菌等を激減させる。
消毒:病原性の菌等を死滅させる。
除菌:菌等を減らす。

大体こんな感じです。
菌を殺す強さは、滅菌>殺菌>消毒>除菌となります。

また、東京医科歯科大学の藤田紘一郎先生は、小さい子供は除菌しすぎるとかえってアレルギー体質になりやすい、いう研究発表をされています。

子供は自然に存在する無数の菌を取り込んで、その菌と共存する免疫機構を強化させ体を作るそうです。研究では抗菌薬を使った子供やペットを全く飼っていない子供はアレルギーやアトピー体質になる割合が高いとされています。

除菌、除菌とすることは、特に子供においては良くない場合もあるようです。

除菌もほどほどに。

I'll see you again next time !