夏休みに合わせてか、ウルトラマンセブンの再放送がありました。
たまたま観ていたんですが
メトロン星人という怪獣(?)が出てくる回で
このメトロン星人は怪獣と言っても、火を噴いて、暴れて、街をグチャグチャにという体育会系の怪獣ではなくて、
自らは手を下さずに
人間同士の信頼関係を崩して、お互いを憎しみあって自滅させる
という、言うならば、極めて陰気くさいヤツなんです。
結局、ウルトラマンによって、その野望は食い止められてしまうんですが
その最後のナレーションが。。。
「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。
人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。
でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。
え、何故ですって?…
我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」
。。。。。シュール過ぎませんか。これウルトラマンですよ。
ガンダムやエヴァンゲリオンなんかはあきらかに大人向けのテーマがありますが、ウルトラマンまでこんな内容の回があるとは。
小学生の自分がボーっと見ても、何も感じないでしょうけど
今の自分は何かずっしりと感じました。