2009年3月31日火曜日

夢にときめけ!明日にきらめけ!!

WBCが終わったら、高校野球。高校野球が終わったら、今度はプロ野球が開幕。
もし野球がなかったら、僕のこの時間は何に費やされるんでしょう?

高校野球はやっぱり面白いです。負けたら終わりという緊張感や若さから生じる考えられない勢いやミス。プロ野球とはまた違った楽しみを高校野球から感じることが出来ます。

清峰の今村君、花巻東の菊池君。すばらしいです。
夢にときめけ!明日にきらめけ!!

今回、桑田真澄さんのブログに共感できる事が書いてありました。

抜粋しましたので、是非読んでみてください。

以下抜粋

『日本中、何百というチームを見てきたけど、子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね。
そんなことも、わからないのかね?
恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。

中略

それに、人間は、溜め込むことはできないんですよ。
投げ込み、打ち込み、走り込み。
すべて迷信です。「気が付いてください」昔を思い出してください。
投げ込みして、何が溜まりましたか?
走り込みして、何が溜まりましたか?
打ち込みをして、どうでしたか?
溜まったのは、疲労だけではないですか? そんなに身体に負担をかけなくても、少しずつ、コツコツと積み重ねていけばいいじゃないですか。
食事だって、3食毎日食べるから健康でいられるんでしょ?一度に1カ月分食べると体壊れますよね。

考えてみてくださいよ。
自分だって6時間も7時間も、集中して練習できないでしょ?
試合で、毎打席ヒット打てないでしょ?
いつも、完封できないでしょ?
エラーだってするでしょ?
プロ野球選手だって、エラーするし三振するし、ホームランだって打たれるんだから。子供達が、そうしたって当り前じゃないですか。

何で怒るんですか?
怒鳴るんですか?
その前に、ミスしたプレーを分析し、解説してあげるべきですよ。そして、次は、どうしたらいいのかを教えてあげるべきですよ。
そう思いませんか?僕の考えは、甘いですか?

少年時代、練習に行って殴られなかった日は無いくらい、怒られ殴られた。
朝から晩まで練習するのが当たり前の時代、真夏でも水を飲めなかった時代だ。耐え切れず、トイレの水や雨上がりにできた水溜りの水を飲んだ経験もある。
甲子園でプレーさせて頂き、ジャイアンツで、そしてメジャーでも投げさせて頂き、 野球というものを、ある程度は、熟知していると思う。そんな経験をしてきた僕が、今の日本の野球指導者にお願いしたいことです。

厳しい言い方かもしれないけど、「気が付いてください」「気付いてください」よ。
自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ。

たばこを吸いながら、ミーティングをするのは止めて下さいよ。
練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、何が指導できるんですか?
昼食に、ビールなど、アルコールを飲んで練習するのはよくないですよ。
夜まで、アルコールを我慢できない自分に甘い人が、子供達に何を指導するんですか?
不思議ですよね?子供達を指導する前に、誰かに指導してもらってください。』

どうですか?これが人間桑田真澄です。

やっぱり桑田さんは指導者として野球界には不可欠な人物だと、改めて思いました。

野球について書かれた話ですが、これは野球だけではなくて、全ての教育に当てはまることではないでしょうか。

でも、これに改善して欲しい人やこういった指導者に限って、これを読んでも何も感じないんでしょうね。