これは、とてもじゃないけれど不可能だと思っていたことを成し遂げた達成感からこう言われるんでしょう。人生はマラソンに例えられますし、24時間テレビで走るのもこういった意味からでしょう。
当日はあいにくのお天気でした。
コースは都庁をスタートして皇居を通り、品川を折り返し、銀座、日本橋、浅草を通過して、再び銀座に戻り、築地から豊洲、有明、ゴールの東京ビッグサイト。考えてみても、途方もない。。。
スタートはAブロックから順にKブロックまでに分かれ、僕は最後方のKブロックから。石原都知事に面会するのは、およそ20分後。
目標はとりあえず完走なんですが、やっぱり少しでも早くゴールしたい。心の中では5時間は切るゾ!とスタートしました。そして、走り出してしまうと、一生懸命に走ってしまうのはみなさん仕方がないところ。最初は敢えて、「抑えて、抑えて、」と言い聞かせながら行きました。
楽しかったです、35Kmくらいまでは。皇居とか東京タワー、銀座、浅草なんかの道の、ど真ん中を走るわけですから、これは快感。ランナーのサポートもすごいんですよ。水、スポーツドリンク、アメ、バナナ、レーズン、チョコレート、人形焼(浅草ね)、パン、氷砂糖、オレンジ、レモン、味噌汁、コロッケ、おにぎり、などなど。こりゃあ来年も応募しなきゃ、などと考える余裕もありました。
35Kmを過ぎて、2度目の銀座あたりで
「?」
痛い、苦しい。。。。
ついにきたか。「おいおい、甘いよ。ここからがマラソンだぜ」、とそんな感じに。
最後の10Kmは辛かったですよ。海に向かうので、風が強く吹き、また雨も降っていたので、グチャグチャでした。
そんな時に励みになるのはやっぱり沿道の応援ですね。
親族の方、芸能人の方、見ず知らずの方など大勢の方と走りながらハイタッチしました。知らない人とハイタッチする機会ってそんなにないですけど(笑)、やっぱり元気が出るんですよ。ボランティアの方々や沿道の途切れることの無い声援も本当にありがたい。
最後は気合だけで足を進めました。
そして感動のフィナーレ。