2008年12月30日火曜日

紅白歌合戦

今では若者は見ないのかもしれませんが、日本の大晦日といえば
やはり紅白歌合戦が思い浮かびます。
今年も当然、やるわけなんですが、最近では著しい視聴率の低迷に苦しんでいるようです。毎年、お正月の新聞には歌手別の視聴率や番組全体の視聴率が載り、やれワースト2だったとかなるわけです。おそらく今年も低調でしょう。

なぜ低調なのか、視聴率が悪いのかを考えてみました。

①テレビ番組の多様化
②番組そのものを見ない家庭が増えた
③人気歌手が出ない(魅力の無い出演者)

①はBSやCSなどにより、見られる番組数が増えたこと。年末でも一日中アニメをやっているチャンネルもあれば、懐かしのドラマ、スポーツを放映している番組もあります。単純に選択肢が増えたことで視聴率は落ちます。この影響はあると思います。

②歌番組が激減しました。これによって家族で歌番組を見るという習慣がなくなったのではないでしょうか。

③魅力の無い出演者、極めつけはコレだと思います。
和田アキ子ってなんで出るんですか?
布施明は今年CD何枚売れたんですか?
「さそり座の女2008」って、年号つければアリですか?
千の風に今年もなるんですか?
北島三郎は死ぬまで顔パスなんですか?

若者から年配の方まで、幅広く見ていただくために、幅広い歌手を集めるのは良いと思います。単純にCDの売り上げだけで集めたら、若者だらけになってしまいますから。
ただ、「大御所」というだけで選ぶから、魅力がなくなるんじゃないでしょうか。
番組に魅力がなくなるから、本当に見たい歌手が辞退してしまうんですよ。
ちょっと例えは飛躍しますが、サッカーの日本代表に選ばれて、辞退する選手がいますか?いないでしょ。そういう番組にしないと。

その為にも、もっと売り上げや人気をシビアに評価して人選をすれば、魅力のある番組になると思うんだけどなあ。