広島大学の歯科は、なかなか革新的な研究を多々されております。
この度、発表されたのは歯周病で減ってしまった歯茎を骨髄液から再生するという実験です。
実験は、患者の骨髄液から幹細胞を採取して培養後に患部へ移植するというもの。
その結果、患部は4~8ミリほど歯ぐきが回復したそうです。
おもしろい試みだと思いますね。
ただ、実験対象が8人と少数なのと、骨髄液を採取して培養するといった手間やコストの問題などがありますので、実践で使用するにはまだまだ課題は山積みです。
でも、これからの改善によっては、数十年後には歯周病にとって新しい治療法が確立されるかもしれませんね。
これからの医学は遺伝子だったり細胞だったり、どんどんそういった治療に移行していくんでしょうか。