2011年2月22日火曜日

歯が足りないお話

永久歯が生えてこない子どもが増えているそうです。

永久歯は通常、上顎14本+下顎14本の計28本(親知らずは除く)

日本小児歯科学会の発表では、最新の調査結果で、1本以上の永久歯が生えてこない子どもが約1割いることが明らかになったそうです。

また、発現頻度は、最近生まれた子どもほど高くなっており、若干の増加傾向がみられるそうです。

永久歯の本数が足りない原因は、複数考えられ、いまだに特定はされていません。

当クリニックにも歯の本数が足りない患者さんは大勢いらっしゃいます。
また、本人やご両親は気付いていなくて、こちらの指摘でびっくりされる方もいらっしゃいます。

歯の本数が足りないと、当然、歯列不正になりがちです。

治療方法としては、そのまま並べることもありますし、右側がなければ左側を抜いて左右の本数を合わせることもありますし、上顎の本数が足りなければ下顎の歯を抜いて上下の本数を合わせてあげることもあります。
かみ合わせによって、治療方法は様々です。

一度、鏡の前で本数を数えてみて下さい。
これは!!なんてことがあるかもしれませんよ。