2011年2月1日火曜日

1800円

毎月1日は映画の日です。
今日は1000円で見られますよー、にちなんで映画のお話。

通常、映画は2時間楽しめて1800円。

これ、高いですか?

TOHOシネマズの一部で、映画料金の一部値下げを検討しているそうです。
安くなるのはもちろん嬉しいことですが、多少安くしたところでお客さんは戻ってくるでしょうか?

映画が好きなので、暇さえあれば、映画を見ます。
ここ1週間でも、4~5本くらい見ていますし、昨日も映画館に行きました。

最近の映画館は、どんなに話題作であれ、ほぼガラガラな状態です。
少しマイナーな作品で、平日ともあれば、3~4人なんてことはザラです。

インターネットの掲示板なんかには『もっと安くしろ』とか『高いから行かない』とか『1000円なら行く』とか書かれていますが、おそらく安くなっても行かないですよね、こういう方々は。

現在の映画は、レイトショーやサービスデー、前売り割引券、映画の日、ポイントカードなどがあり、上手に活用すれば実際に1800円を払うことのほうがむしろ少ないくらいです。

スタバで何かつまみながらお茶したって1000円くらいかかりますよね。ファミレスのランチのドリンクバーで時間を潰したって、1000円くらいかかりませんか。

安易に安くすること=集客ではないです。
それでサービスや質が落ちれば、安くした意味はないです。

もし1000円にすれば、2倍弱のお客さんに来てもらって、初めて同じ収入になるわけですよね。2倍なんて、来ませんて。
映画が好きな人は、1800円でも行きます。
今、映画館に足を運んでいない人の大部分はたとえ1000円になっても行かないでしょう。

どうすれば映画界が活性するのかは僕では分かりませんが、なにか、抜本的に方向が違っている気がします。

例えば、DVDの発売を映画公開の3年後とか5年後にするとか。
もしくは、思い切ってレンタルの制度自体を廃止するとか。

低迷する映画界の活性化を切に願います。