2009年9月29日火曜日

小宮山悟

パリーグの現役最年長投手のロッテの小宮山悟投手が引退します。

もう44歳なんですね。

引退を決めた理由は「信じられないくらい体力の衰えを実感したから」だそうです。

彼は日本で実績を残した後、メジャーリーグに行き、その後、一度浪人生活をしてプロ野球に復帰した経歴の選手です。
現役時代から、独自の投球理論を持つ知性派の野球選手でした。

野球は頭でやるものだと思っていますので、彼は好きな選手の一人でした。

引退後は未定ですが、早稲田大学で後進の指導に当たる可能性があるそうです。

プロ野球選手は引退すると、プロのコーチや監督や解説者になることが多いです。

僕は、プロの選手は引退後に大学とか高校とか社会人の野球の指導者になって欲しいと、昔から思っていました。教職免許の関係とかで難しかったりはしますが、最近ではプロ野球出身の高校野球監督なんかがチラホラと誕生しています。
小宮山選手は教職員免許がありますので、それを生かして、是非、プロに入る前の若い人に、「考える野球」を教えて欲しいです。彼のプロとしての貴重な経験やその頭脳は若い人の野球観をガラリと変えると思います。

引退会見のコメントが素敵でした。

「野球は神様が与えてくれた最高の娯楽だと思う。
今、頭に浮かぶのは楽しかったことばかりです」


最後までかっこいいね。お疲れ様でした。