2014年6月8日日曜日

歯が足りないケース

日本小児歯科学会によると、
7歳以上の子供15544人のうち、約1割にあたる1568人は永久歯が1本以上足りないという調査結果があります。

永久歯が欠損する部位は第二小臼歯や下顎の前歯が多いです。

永久歯が無い場合、乳歯が抜けずにそのまま残ります。
乳歯は根が永久歯の半分程度の長さしかありませんので、寿命が短いことが多く、いずれ抜けてしまいます。
それがいつなのかは個人差があるので分かりませんが、永久歯のようには長持ちしません。


永久歯が生まれつき無い場合、
①乳歯を使えるまで使って、脱落してしまったらインプラントやブリッジにする。
②乳歯を抜いてしまい、矯正治療でその隙間を閉じる。

のどちらかがほとんどです。

当院にも、永久歯が足りない方は大勢います。
乳歯を抜いて隙間を閉じたケース、乳歯を使えるまで残して矯正したケース、のどちらもあります。

永久歯が足りないかどうかはレントゲンを撮らないと分かりません。
通常、6~12歳頃に乳歯は永久歯に交換します。

あまりにも遅い場合、一度相談に行かれることをお勧めします。