知覚過敏。
冷たいもので歯がしみたり、歯ブラシの毛先が当たっただけで痛かったりします。
原因は、
①歯ブラシの圧力が強かったり、毛先が固すぎるものを使ったりして、
歯が削れてしまっている。
②歯周病が進行している。
③実は知覚過敏ではなく虫歯である。
治療方法としては、
歯周病なら歯周病の治療、虫歯なら虫歯の治療をとなるわけですが、
歯磨きのやり方の間違いによって歯が削れてしまっているようなケースでは、当該歯牙にレーザーを当てたり、プラスチックで歯の表面を薄く覆ってしまったり、フッ素を塗布する事により治療します。
この知覚過敏症、矯正治療中に突然起こることもあります。
これは、歯が動いていくにつれて、デコボコな歯並びにより今まで隠れていた歯の部分が表面に出てきて刺激を感じたりとか、あるいは骨が形成される過程で骨のない時期に一時的にしみたりすることで起こります。
この場合、歯や歯周組織に問題があるわけではありませんので、多くは時間の経過とともに良くなり、特に治療は必要ありません。
当クリニックでは矯正治療中に知覚過敏を感じた方には、知覚過敏用歯磨き粉シュミテクトを差し上げております。シュミテクトは上記のような知覚過敏治療に比べると、即効性はありませんが使い続ければ効果が出てきます。
是非、ご利用ください。