プロ野球には、“助っ人”という制度があります。
これは、1チームに決められた人数だけ外国人選手を入れられるという制度です。
誰でも知っているところでは、バースやブーマー、ラミレス、クロマティ選手などが、この“助っ人”です。
“助っ人”はあくまで“助っ人”なので、大きなホームランや大活躍が求められる場合が多く、少しの活躍では解雇されてしまいます。
そのため、毎年のように外国人は入れ替わり、新しい外国人が入団してきます。
今年、西武ライオンズに入団するのがこの『秀才カーター』です。
なぜ、来日前から報道で“秀才”と枕詞が付くのか?
それは、父が医師、母は看護師、2人の弟は医師とパイロット、自身もスタンフォード大学理学部で人間生物学を専攻。野球選手として異例の経歴だからです。
ルックスもこんな感じで、インテリ感が感じられます。
一方、スワローズに入団するのが『悪童ミレッジ』です。
この選手は、メジャーリーグ時代は同僚選手を批判したり、放送禁止用語が入ったCDを発売したりの悪童っぷり。来日も、予定していた飛行機に寝坊と渋滞で乗り遅れ、1日遅れ。
その来日時の写真がこれです(笑)
助っ人外国人は、今までの実績だけでは計れない部分が多く、日本の野球や環境、文化への対応も重要になってきます。
この対照的な両外国人も、どちらが活躍するかは、ふたを開けてみるまで分からないものです。
意外と“悪童”が優良助っ人かも??