2019年3月22日金曜日

感謝を込めて

昔、上田利治さんという名将がおりましてね。
それがきっかけで、ずっとオリックスが好きだったんです。

ですから、彼の事はみなさんよりは多少は早くから知っていたと思います。

でも、僕は彼の才能を見抜いていたぞ、なんてことは全くなく、多くの中の一選手という認識でしかありませんでした。

それが、まさかこんな偉大な選手になろうとはね。

1996年の日本一の際には、試合を見るために神戸まで足を運び、夜行バスで帰って来るという経験をしました。考えてみたら、これ以来夜行バスってものには乗っていません。そこまでしても神戸まで足を運ばせる魅力があったのでしょうね。

2001年にメジャーリーグへ挑戦した時は、デビュー戦を見るために、シアトルまで行きました。あの時の熱気や空気や声援、アメリカでの初めてのヒットが抜けていく瞬間の映像は一生忘れることはありません。

その後も日本代表の試合など、機会を見つけては球場に足を運びましたが、思い出話を長々と語ると、お前も歳をとったなと言われるのでこれくらいにしておきます。

いや、歳をとったんですね。
実は、彼と僕は同じ年齢。
彼が現役を退く日が来るとは、そういうことです。

今日は、敬意を表してヤンキース時代のTシャツで来ました。


I can't thank you enough !

2019年3月8日金曜日

デンタルバッテリー

デンタルバッテリー?

充電できる歯でもないし、もちろん歯のピッチャーとキャッチャーでもありません。

先日、上野の博物館で絶滅した動物の歯に関するお話を聞いてきました。
その中で、デンタルバッテリーという言葉が出てきました。

絶滅した草食恐竜の歯にあった構造で、多くの歯が一塊になっている状態をデンタルバッテリーと呼ぶそうです。
草なんかをすり潰す際に、このデンタルバッテリーで擦り合せると効率よくすり潰すことが出来る様です。

大根をおろすときに、おろし金を使いますよね?
まさにアレです。


また、デンタルバッテリーはもちろんですがそれ以外でも、昔の動物の歯は今の人間の歯よりも、より実用的だったようです。


こちらの歯もそうです。

パッと見ると分かりませんが、指でなぞってみると、歯の左右の部分が細かいギザギザの構造になっているのです。うっかり触ってしまうと切れそうなくらい細かいギザギザがあります。
これはつまり、現代で言うところのナイフと同じ形状です。

人間の歯も前歯と奥歯は形も違い、それぞれの利用法に合った形になっているわけですが、ここまで合理的ではないですね。

他にも昔の動物は個性的で合理的な歯の構造をしている例がたくさんあります。
非常に興味深いです。

I'll see you again next time !