医院は夏休みは無かったので、新学期の実感もそれほどありませんが、
8/31までと9/1からでは実は患者さんの“流れ”が大きく変わります。
矯正治療は相談後すぐに治療が始まるわけではないので、夏休みだからといって一気に患者さんが増えるわけではありません。
患者さんの“流れ”とは、1日10人の患者さんがいたとしても、平日の場合は夕方に集中して10人が来院されます。これが夏休みの場合は10人が朝から夜までまんべんなく来院されるわけです。
ジョギングで例えると、距離が短い急な坂を駆け上がるのと、距離が長いなだらかな坂を駆け上がるのの違いです。
実は、なだらかでも距離が長い坂の方が疲れます。
というわけで大きな声では言えませんが、夏休みが終わって少しホッとしています。
夏休みに医院の目の前の木に頻繁にハトが来てました。
そのうち、小さな枝を一本一本運んできて、慎重に差し込み始めました。
ん?これはまさか。
ちょっと不安定そうで心配になりますが、立派な巣が出来ました!
鳥が巣を作る様子を目の前で見たことはありませんでしたが、なかなか器用に作るものですよ。
なんでこんなところに巣を?と思っていたら、
数日後。。。
それからというもの、雨の日も暑い日も、ずっとたまごを温めていました。
朝、病院に来るとまずは鳥を確認。
夜帰る時も鳥を確認。これが日課になっていました。
そのうち、ヒナが産まれて、親が餌をあげる様子なんかも見れれるんじゃないかと楽しみにしていました。
残念なことに、ある日朝来るとたまご無くなってました。
落ちてしまったのかと木の下を探しに行きましたが、落ちてもいなければ割れた形跡もありませんでした。
ある患者さんは、きっとカラスがたまごを持って行っちゃったじゃないかと言ってました。
こちらで預かって温めてあげる訳にもいかないですしね。
何が起きたかは分かりませんが、これも自然界の事なので仕方がないです。
それ以来、巣は残っていますがハトは来なくなりました。
あいつ、元気にしてるかな。
I'll see you again next time !