2014年7月11日金曜日

東京矯正歯科学会

7/10に有楽町で東京矯正歯科学会というのがありました。
これは名前の通り、関東の矯正医中心の集まりで、それぞれの地域ごとに分かれて存在します。


そもそも、一般的にあまり馴染みのない“学会”とはなにか?

むりやり例えると、大学生でいうサークル、主婦でいうカルチャースクール、パソコンばかりいじっている人でいうオフ会、同じ趣味の人の集まりみたいのものですかね。

ベテランの先生の講演があったり、症例、治療例の展示があったり、歯科材料の業者のブースがあったり、という感じです。同じ職業の人ばかりが一堂に会し、あちらこちらで、先生!先生!、って聞こえて、ちょっと異様なとても苦手な空間です。

日本に“学会”と名のつくものがどれだけあるかは存じませんが、大小合わせるとかなりの数が存在します。

歯科医院のホームページを見ると、歯科医師の略歴に大抵、所属学会を列挙してありますね。
あれは、なんの意味があるのでしょうか?

私も例にもれず記載はしてありますが、一般の患者さんにとってその先生がどんな学会に所属しているかに興味ありますか?

数多くの所属学会名が列挙してあると、
「学会に入っているから安心だ」とか、「あの先生は優秀なんだな」とか、「勉強熱心なんだな」とか思われるのかもしれませんが、それもおよそ見当違いです。

学会は会費さえ支払えば、誰でも入会できるところがほとんどです。

中にはカルト宗教に近い、偏ったお考えの方々の集まりの学会すらあります。
カルト的な学会について詳しく書くと面白いのでしょうが、暗殺されかねないので、今日はこのへんで。