2014年4月18日金曜日

歯磨きのタイミングとは

ご飯を食べたら、歯を磨きましょう。
これは小さい頃から教えられてきたことで、もちろん間違いではありません。

先ごろ、
『食後30分以内に歯磨きをすると歯を傷つけてしまう』
というニュースがありました。

これは本当なんでしょうか?
食事をすると、口の中は“酸性”の状態になります。


酸性の状態は、歯が溶けやすい状態でもあるんですね。その時に歯を磨いてしまうと歯のために良くないですよ、ということのようです。食後30分経過すれば、口の中も中和されて通常のPHに戻るため、30分待ちましょうということです。

このニュースに対して、日本小児歯科学会が見解を発表しました。

結論からいうと、
『食後、すぐに歯磨きをしても問題ない』
とのことです。

確かに酸性の状態でのブラッシングは歯牙にとって悪い影響を与えかねないのですが、唾液による緩衝能があるので、余程の酸性の食事でない限り問題ないそうです。

日本の食生活ではそういったことはまず考えられないので、やはり早めのブラッシングの方が良いという結論でした。

今まで、あたりまえに思っていたことが覆されると混乱しますね。


食べたら歯磨き。
やっぱり、これが基本です。