2010年9月22日水曜日

食事

牛丼屋さんが低価格競争をしているそうです。
牛丼屋さんにほとんど行かないので、よく知らないんですが。

ファーストフードって2つの意味があるらしいです。
早く出来上がる と 早く食べられる の意味です。

牛丼屋さんは半ばオートマチックな調理で、誰が作っても同じ味の料理が、席について3分くらいで出てきます。
これが嫌なんですね。
まるで“餌”を与えられているかのようで。

仕事で忙しい人が、ガッと注文して、ガッと食べて、10分で店を後にする。
これを、かっこいいとか、サムライっぽい、とか美化するのは自由ですが、早食いに良い事はひとつもありません。

先日、学生を対象にした調査で、朝食/夕食ともに食事にかける時間は、学年が高くなるほど短くなる傾向があるという結果が出ました。

食事の時間を長くとることで、噛む回数は自然に増えます。
噛む回数が増えると、満腹中枢が刺激され、満腹感が得られます。
よって、痩せます。

また、咀嚼筋が動かされることで、引き締まり、小顔になります。
噛むことは、顎の骨に適度の刺激を与え、歯槽膿漏の防止にも役立ちます。抗菌作用のある唾液の分泌も促されます。

成長期には顎の成長にもプラスに働く為、顎が十分に成長して、歯並びが悪くなりにくくなります。

ほんの少し、食事の時間を長くとるだけで、顎や歯だけでなく、全身の健康に影響があります。

今日から、いつもより10分だけ長く、噛んでみて下さい。
迷わず噛めよ、噛めば分かるさ。