2010年5月11日火曜日

こどもの日

GWはいかがお過ごしだったでしょうか?

今年も祝祭日は診療日としていたため、全く休まずに、気がついたら終わっていました。

日本には(海外にもある?)、お祝いや記念日に決まったものを食べる習慣があります。お正月にはおせち料理、バレンタインにはチョコレート、桃の節句には雛あられとか菱もち、こどもの日にはちまきとか柏餅、七五三には千歳あめ、お祝い事にはお赤飯、クリスマスにはケーキなどなど。また、地方によっても色々な変わった習慣があるとか。

GW中にこどもの日がありました。ちまきと柏餅の日です。
ちまきも柏餅も葉でくるんでありますが、これはなぜでしょうか。これにはそれぞれ別の由来があるそうです。

柏餅はなんで柏の葉なんでしょうか?
柏の葉は、若い葉が出てこないと、元々あった古い葉が落ちないそうなんですね。昔は跡継ぎが出来ることが、重要視されていたことから、跡継ぎが絶えないようにという意味をこめて、柏でくるんだそうです。

では、ちまきは?
中国でのお話。戦国時代にある人が川に投身自殺したんですね。その人のことを人々が悲しみ、命日に竹の筒に米を入れて弔っていたそうなんです。
しかしある時、その人の霊が現れて、こう言ったそうです。
『せっかくのお供え物が自分の手元に届く前に、悪い龍に盗まれてしまう。だから龍に食べれないように、龍が苦手にしているチガヤの葉で包んでくれ』と。それから、ちまきは葉に包む様になったそうです。

冗談みたいな話ですが、これが伝わって、今の日本でもスーパーではあたりまえのように葉に包まれたちまきを売っているわけです。

こんな由来を知って食べている人ってどのくらいいるんでしょうね。

ちなみに、私はちまきは大好きです。
時期に関係なく、売っていれば買ってしまいます。