2013年6月28日金曜日

電動歯ブラシか普通の歯ブラシか

ネットリサーチのDIMSDRIVE調べによると、
口腔内清掃に使用する道具として、電動歯ブラシが22.9%と7年前と比較して6.1ポイント増加しているそうです。
これはおそらく電動歯ブラシというものが、ここ数年でCMなどで認識されてきた結果でしょうね。
大切なのは『磨き方』になってきますので、電動であってもなくても、きちんと磨けばさほど差はありません。

意外と低いのがデンタルフロス、糸ようじ。フロスは虫歯予防に効果的です。もっと認知されて欲しいですね。
逆に洗口剤が25%と高い使用率ですね。洗口剤は殺菌作用は期待できますが、歯垢を直接除去出来る訳ではないので、過度の期待はしない方がいいです。


また、一日の歯磨き回数は2回が最も多く、1回の歯磨き時間は1~3分が約50%を占めていたそうです。
これは圧倒的に少ないですね。どんなに効率的に磨いたとしても、3分では不十分です。
時間がとりにくい場合もありますが、最低でも10分は磨いて欲しいです。

そして、口の中で気になること。

1位.歯周病 2位.口臭 3.虫歯 4位.歯石
歯並びが8位で約18%となっています。

歯並びはもちろん良い人もいるので、まあこんなものでしょうか。
ただ、他の問題と歯並びとで違うのは、すべての原因になりうる、というところです。

歯並びが悪ければ、歯周病にも虫歯にもなりやすいでしょう。
歯石も付きやすければ、口臭にもなるでしょう。

どんなに高価な電動歯ブラシや洗口剤を使用しても、デコボコに重なり合った歯の間や裏側を完璧に磨くのは不可能です。

歯並びの改善の最大の利点は、見た目の改善だけでなく、全ての口の中の病気の予防になるという点ですね。