2011年5月8日日曜日

2000本安打

2011年5月5日、ジャイアンツの小笠原選手が2000本安打を達成しました。

2000本安打とは「ヒットをプロに入ってから2000本打つ事」で、超一流のプロ野球選手のみが入れる『名球会』に入れる資格が与えられる基準になっているものでもあります。

名球会は現在48人。過去のプロ野球全選手のうち48人だけの、極々限られたほんの一握りの選手しか入ることのできない狭き門です。
木曜日のたまたま観に行った東京ドームの試合でその大記録が達成されました。















達成した小笠原道大選手は、あだ名は「ガッツ」と呼ばれ、ガッツのあるプレーを信条にしています。元々、それほど期待されてプロ入りしたわけではない彼は、ドラフト3位で指名され入団します。そして、1流選手でない彼は、様々なポジションをやらされます。そうでもしないと試合に出られないから仕方ないんですけどね。ちょっと特殊なポジションのキャッチャーですらやっています。

小笠原選手は寡黙な選手です。プライベートはわかりませんが、グラウンドでは物凄いオーラを放つ選手です。自分の世界があって、淡々と、黙々とやるべきことをこなしていくタイプの人間です。
きっと、いつクビになってもおかしくなかった彼にとっては、毎日やれる事を一生懸命やって、その一歩一歩の積み重ねで、気が付いたらここまで来ていた、という感じでしょう。
まさに努力の天才です。

矯正治療も一歩一歩です。
頑張っても歯は1か月に1ミリしか動きません。急ぐと必ず失敗します。
淡々と、黙々と。

小笠原選手は、実は、自分と同じ歳なんです。
小笠原選手と比較したら。。。あー、こりゃ、恥ずかしい。